能登半島地震が発生して1年以上が経過しました。
未だに復興が進まぬ中、地震や津波のリスクは日本の日常の中に潜んでいます。
災害への備えが重要視される中、アウトドアや旅行でも役立つ非常食や防災グッズが注目を集めています。
セゾン自動車火災保険株式会社の調査によれば、日本人の90%以上の方々が「災害への備えに不安がある」そうです。
しかし、防災備蓄という考え方は日本であまり浸透しているといえません。
内閣府の調査によれば、「家庭備蓄を行っている人は全体の約40%」とされています。先ほどのセゾンの調査では6割程度の人々が十分な備えをしていないという結果も出ています。
また、東京商工会議所の調査結果では、食料と飲料水を備蓄している企業の割合はおよそ 40-50%ほどであると報告されています。
~2024年度 家庭の防災対策実態調査~ 防災食(非常食)の備蓄率 54.6%で昨年より5.3ポイント減少 備えていない理由、最多は「お金がかかるから」
日本人口の半分程度の人々が、3日程度の備えをしていないということになります。
理由は「お金がかかるから」だそうです。
確かに防災グッズや備蓄食料のネックになるのが「金額」です。しかも食料の場合は「消費期限」や「賞味期限」、「おいしさ」などが気になります。
しかも、何を備えればよいのかがわからない。
そこで今回は、長期保存可能な非常食から最低限の防災セット、さらにはギフトにもぴったりの防災カタログまで、多様なアイテムを紹介したいと思います。
① 食料:美味しさと安全性を兼ね備えた長期保存食
非常食と聞くと「味がイマイチ」と思われがちですが、このシリーズは違います。
国産米を使用し、アレルギー対応にもこだわり、災害時はもちろん、登山やキャンプ、旅行のお供にも最適です。
この非常食の特徴
✅ 5年以上保存可能
✅ 熱湯や水を注ぐだけでふっくらご飯に
✅ 携帯しやすいコンパクトパッケージ
✅ 食物アレルギー対応&ハラール認証あり
長期間の保存が可能であり、日常的な料理にも使えます。
食感は「やさしめ」であり軽やかなようです。



クックパッドではアルファ米を用いたレシピがたくさんあります。
皆さんも防災グッズを日常使いするところから初めてみてはいかがでしょうか?
それでもよくわからないという方は、お試しセットを購入することをお勧めします。
まずは「味」を体験してみましょう。
② 防災セット:必要なものを専門家が厳選!男女向け防災リュック
備蓄食料は何とかなりそうですが、「何を揃えたらよいかわからない」という方は多いのではないでしょうか?
実際、様々な調査の中で明らかになってきた「災害への備えをしない理由」に「何を備えたらよいかわからない」、「面倒で後回しにしている」人々も多くいます。
しかも金銭的に余裕がないと回答する背景にも「お金の無駄なく備えたい」というリスク回避的な人々がいるという実態があります。
では、私たちは防災グッズとして何を備えればよいのでしょうか?
私もかなり悩んでおりましたが、最近になってかなり便利な商品が販売されました。
この商品は防災士と呼ばれる資格を持った人たちが選んだ防災グッズが全て揃えられた防災カバンになります。
家族持ち世帯や防災意識の高い方に最適です。



防災士とは?
防災士とは、災害発生時に適切な対応ができるように、防災の知識と技能を備えた民間の資格保有者のことを指します。防災士は、個人や地域の防災意識を高めるリスクコミュニケーターの役割を果たし、災害発生時には救助・支援活動を行うクライシスマネージャーとなります。防災士は日本防災士機構が認定する民間資格であり、資格を取得するには、指定された研修を受講し、修了試験に合格する必要があります。
この防災カバンの特徴
✅ 防災のプロフェッショナルたちが厳選した39点のアイテムが揃っているため外れがない!
✅ 従来の無機質な防災袋ではなく、機能的でおしゃれなリュックサック付き
✅ 20万個以上の販売実績で信頼性◎
Amazonレビューなどでも高評価を得ているようです。
特徴としては、やはり防災リュックの丈夫さや収納スペースの大きさなどが高く評価されています。
44アイテムすべてを入れてもなお余裕のある作りであり、衣服や下着なども入れることができます。
ただし、重量はあるそうで「女性には重すぎる」という指摘もあります。
重さの原因は「500㎖の水が4本入っているから」だそうです。
ただ見た目のデザインは非常にシンプルでカラーも青色に近いため、どちらかといえば「男性向け」だといえます。
③ 防災セット:スタイリッシュで実用的!女性向け防災リュック
もう一つの防災グッズは明るいデザインのお洒落なリュックサックが特徴的です。
この防災カバンの特徴
✅ 防災士と消防士が協力して監修した44のアイテムがセットとなった防災リュック
✅ カジュアルで明るいおしゃれなデザイン
✅ 10年間の交換保証付きで安心
この防災リュックは、見た目のお洒落さから「30代の女性」に人気です。
ただし、デメリットとしてはやはり「重量」があるという点だそうです。しかし肩の部分が柔らかく痛みはない模様。
また中にはポケットも多く付いていますが、大きなものは入らないようです。
しかし、それでも柔らかなデザインや防災士のみならず、消防士というファーストレスポンダーの方々が厳選してくれたアイテムは重宝します。
④ 防災ギフト:防災カタログ
「備えは大事だけど、なかなか手が出せない」と、やはり防災グッズを買うかどうかを悩んでしまう方に適したサービスが「防災カタログ」になります。
防災カタログの特徴
✅ 機能性とデザイン性を兼ね備えた防災グッズを厳選!インテリアとして使用しても問題ありません!
✅ 贈り手の「思いやり」が伝わるカタログです
✅ おしゃれな防災アイテムが豊富に掲載されています!
この防災カタログに掲載されている品物は、ストーブや電動歯ブラシ、ライト、浄水ボトル、テントなど豊富です。
アウトドア用品に近いですが、それを感じさせないデザインとなっています。
先ほど取り上げた、二つの防災リュックのようにアイテムを全て揃わっているということはありませんが、「防災備蓄」を考える上での第一歩を踏み出すには最適でしょう。
もしあなたが危機管理をお仕事にしている方であれば、家族や友人知人の中で防災に関心がない人に送ってみるのも一つのリスクコミュニケーションであるといえるでしょう。
こんなシーンにおすすめ
- 結婚式の引き出物
- 出産・結婚内祝い
- 香典返し
- 親族への挨拶ギフト
特にお礼の品やギフトを探している方にも丁度よい品物が多くあります。
まずは、「防災カタログ」から初めてみませんか?
まとめ:日常でも使える防災アイテムを賢く選ぼう!
非常食・防災セット・防災バッグ・防災ギフトの4つのアイテムに分けてご紹介しました。どれも日常使いができ、災害時にも頼れるアイテムばかりです。
いざというときに後悔しないために、今のうちから準備をしておきませんか?