アメリカ航空業界の受難はまだ続くようだ。
2月3日午後2時頃、デトロイト発羽田行きのデルタ航空275便が、前輪左タイヤの空気圧の異常を報告し、緊急事態を宣言した。同機には乗客乗員166人が登場していたが、全員無事であり、怪我人はいなかった。
国土交通省によると、この影響で羽田空港のC滑走路は一時閉鎖され、複数の発着便に遅延が出たという。
ネット上では着陸時のパイロットの機体操作が高く評価されている。
また、2月5日は愛媛県松山市の松山空港で、米軍のステルス戦闘機F35の2機が緊急着陸するトラブルが発生した。
戦闘機のパイロットの報告では、「燃料が足りなくなった」ための緊急着陸であった。 同機体は山口県の岩国基地に向かっていたが、積雪によってクローズしていたため、代替案として松山が選ばれたと見られる。
この緊急着陸により、全日空1639便が上空で待機する影響が出たという。